いるかジェット
ポケットの中で絡まった指
密やかに誇らしげに深爪を抱いて
今ここに生きてる理由なんてさ
世界で一番近くから見るその睫毛だけでいいわ
カワイイよと
あなたが笑うカワイイねと私も笑う
忍ばせた指でスイッチ探してみたら
もうこんなスゴいよ
バタつかせる脚の間で さざめく波の音が響いて
部屋中染めるの二人を つなぐいるかのジェット
鳴き声合図で一緒にトぼうよ 真っしろになるくらいに
無垢な夢にしようね この腕の中でハネる身体ごと
飽きるくらいに名前を呼んだら
耳元からあなたの全部私にくれる?
果実 味わう舌が動くたび
繋いだ指の強さで伝わる悦び浸る想い
丁寧に
唇重ねては愛しいよと髪を撫でる
とっくに入ってるスイッチ確かめてみて
もうずっとスゴいの
秘密の海辺で重なって 擦れ合う蜜の味おしえて
この夜越えたらどこまで 行ける二人のジェット
抱きしめる強さ燃えるように甘くこの身体を溶かして
もっと混ざり合おうね 薄明かりの中で濡れた心ごと
慈しむように回した腕の中 微笑みを交わして
足りないみたいにさあざとい仕草 そういうとこ
大好きだよ
バタつかせる脚の間で 泡立つジュースの波あふれて
この恋を染めて天にも 昇るいるかのジェット
鳴き声合図でくねらせて もっと高くトぼうよ
まだやめてあげないよ 私だけのあなた
もっと見たいから