翳り空
ほんの少し見えた 雲間から 差し込む光に
重なり溶けてゆく 届かない
小さな願いを Ah 聞いて
何度も呟いて また気付く 意味のない夢と
現実の迷いを 隠してる 見つからないように
確かにある切なさを
誤魔化して逃げたのは
弱すぎて認めない 心
今日までの 哀しみ全て消えてしまえばいい
偽りの感情は 今また 深く傷 を残して
泣き続ける
いつかは晴れるだろう 信じてた 意味も解らずに
逆さまに映った 空を見て 何を思うだろう
ホントは見えてたのに あの空の色のように
濁った心のままじゃ 行け ない
どうしても 進めない道に立ち止まり 頷く
本当はいつまでも 諦めたくない事だと 知ってても
"臆病者"
足元は少しずつ 砂に埋もれて 動けないまま
時間だけが過ぎてゆく"今"も消えるの?
「どうして…」
今日までの 哀しみ全て 空へと 投げても
棘 がささったまま の この心臓は 今も 止まらない
泣き続ける