はてしなく青い空を見た
落ちてゆくコインが
アスファルトころがる
販売機けとばし
あなたがふざけて
走り出す
風を切る 感触
ずっともう
忘れてた
真夜中の街路樹
昨日のしずくが
頭をなでた
どこまでも
かけてゆきたい
指をからませながら思った
自由で陽気な恋人
一緒に笑いころげてたい
めぐりあえたことが
一番の大切
どんなあなただって
私なら愛せる
誰よりも
確かに
見つめてる
立て札を
乗り越えて
階段を
のぼった
冷え込んだ屋上
見知らぬビルから
夜明けを待った
ポケットで
軽く揺れてた
缶ビールが
しぶきをあげる
大好きな人が笑うと
なぜこんなに
うれしいんだろう
抱きよせた両手に
いとしさがあふれる
はしゃいで寝ころんで
デタラメを歌った
はてしなく
青い空を見た
街の中を
部屋の中を
見回してみたって
消えたって
いいものばかり
この恋以外は全部
肩にほほを乗せて
遠く目をこらした
ふたりでいることが
それだけで
いいことが
せきたてる
時間を壊してく
めぐりあえたことが
一番の大切
どんなあなただって
私なら愛せる
誰よりも
確かに
見つめてる