閉ざされた箱庭の園で一人の少女が
在被封閉的盆景之園裡一位少女
偉大なる神その人に真実の愛を求める
向成為偉大的神的那位人追求真實的愛
人の欲に疲れた神の想いは博愛
對人的慾望感到疲倦的神所想的是【博愛】
貴女だけ特別に愛せはしない
只特別愛你一人是做不到的
分かってくれ
希望你能明白
それでも私は貴方だけ
儘管如此我也
ただ切に愛しましょう
只殷切地愛著你一個人吧
愛を捨てた神を求め縋り
為了追求拋棄了【愛】的神明
いじらしく哀れな少女は願う
可憐的少女祈願著
報われぬその愛を永遠に閉ざし
將不會得到回報的愛永遠封閉
定められし時を生きてゆけ
活到注定的那時吧
博愛という名の(薄情?)
被稱為博愛的(薄情?)
人の世のものさしで(私を図れはしまい)
人類在世間的尺度(我無法描繪)
神の愛に(生まれ落ちた)
在神明的愛中(出生)
人はやがて(欲に溺れ)
人類最終(溺於慾望)
神を忘れ(蔑む)その「不條理」
將神忘記【蔑視】的那「不合理」
閉じた園で一人思う、何の為に作られたと意味を求め愛を乞うが與えられる答えは無く(博愛主義者の真の愛は)
在封閉的園中一人思索,尋求被創造出來的意義,乞求著愛卻得不到回答(博愛主義者的真摯的愛)
神の愛に生まれ落ちた人の欲が“彼”を墮とし、愛を摘まれ愛を咲かす皮肉なさだめ(哀れな少女の愛を蹴散らす)
在神之愛中出生的人的慾望使“他”墮落;摘取愛情,在愛中綻放的諷刺命運(將可憐少女的愛踢散了)
このゼンマイが止まる日までただ切に愛しましょう
直到這發條停止的那天都懇切地愛著你吧
愛に飢えた神を求め縋り
追求著渴望愛的神明
寂しげに佇む人形は願う
寂寞的人偶祈願著
動かぬその體を抱き上げては
將那不會動的身體抱起
ありもしない熱を探している
尋找著不可能存在的熱度
貴方が作った(世界で)
在你所創的(世界裡)
貴方のお人形は(夜毎に歌い踴る)
你的人偶(無止休地在夜晚歌舞著)
神に乞われ(生まれ落ちる)
因神所想(而出生)
譽れ歌い(悅に入りて)
謳歌榮耀(滿心歡喜)
貴方だけを(愛する)「存在意義」
只對你(深愛著)的「存在意義」
閉じた園で私だけが真の愛を望んでいる、それが答え、“貴方”が“そう”作った(哀れな男が作りし少女は)
在封閉的園中只有我渴望著真實的愛,那就是答案,“你”就是“如此”創造我的(可憐的男人所創造的少女)
神の禦名に縋り墮ちた僕の脳は一人巡る、愛を摘まれ愛を咲かす貴女を抱いて(生きているみたいに優しく笑う)
被神的大名所控製而墮落,有一個人縈繞在我腦中;摘取愛情,在綻放的愛中緊抱著你(像活著一般溫柔地笑著)