朝焼けの空殘された月
朝霞遍布天空被遺留的月亮
數歩前を歩くキミが唄う
在幾步距離前行走的你歌唱著
「夜はこんなに靜かに終わるのに
“明明夜晚的終結是如此寂靜
私たちはまた泣いて朝を迎えるんだ」
我們卻又會哭泣著迎來早晨呢”
響く排気音少しずつ現実に侵され
迴響的排氣聲一點點被現實侵蝕
僕たちの世界は形をなくしていった
我們的世界已逐漸失去形影
「明日、またここで逢えるように
“為了明天還能在這裡再次相遇
約束のキスを交わしましょう」
就以親吻來許下約定吧”
なんでもない言葉でキミが笑って
你因毫無含義的話語而發笑
また朝が來るまで愛しあった
在早晨再次到來之前仍舊相愛
そんなツギハギな僕らの世界を
這零落拼湊的我們的世界裡
踏切の音が掻き消していく
鐵道口的聲音被漸漸抹消
昨日見たドラマみたいにさ
就像昨天看的電影一樣
どんな悲劇も報われると思っていたんだ
總以為不論是怎樣的悲劇也會得到回報
幸せな日々はいつか終わりがきて
但幸福的日子也總有一天會到達終點
虛しさだけが殘ると分かっていたのに
剩下的僅有虛影明明是清楚這些的
夜に響く足音はひとつ
孤單的腳步聲在夜裡迴響
またキミを求めて徬徨う
再度去尋求著你而徬徨
赤い糸を手繰った先に
向紅線牽引著的前方
滲んだキミの影に縋った
依附著你湮染的身影
なんでもない言葉に意味を持たせて
給毫無含義的話語賦予了意義
僕はキミの特別でいようとした
我曾想成為對你而言的特別
そんなツギハギな僕らの世界を
這零落拼湊的我們的世界裡
朝焼けが全て溶かしていく
朝霞一點點消融殆盡
昨日見たドラマの最後はさ
昨天看的電影的最後啊
二人とも幸せそうに手を繋いでいたんだ
兩個人看起來很幸福地牽著手呢
それは僕が描いた絵空事で
但那隻是我描繪的幻想而已
葉うはずなんてないと分かっていたのに…
是不會成為真實的明明是清楚的呢…
Ah...
終わり
完