茜色

漸為海天一色、只眨眼間
糸が千切れた、瞬きの間に
不同以往歸道
いつもと違う帰り道
偏往紫色大海遠方
紫色の海へ向かう
海鳥長鳴、潮風陣陣
鳥が鳴いた、風の聲と共に
臨視一如往日沙灘上方
いつもと同じ砂の上
火紅天空而淚下
赤い空に涙した
徜徉整個夏天的思緒如風車般

輕輕旋轉不停歇
夏を巡る想いは風車のよう
海浪編織旋律
いつまでも回るのだろう
影子徑直拉長

行雲流過天際
潮騒の紡ぐ唄も
放空心靈即好
真っ直ぐに延びる影も
漸遠而去海之芬芳
飛んでゆく雲の行方も
那夜月光
分からなくなってしまえば
溶化滴落的冰棒
過ぎてゆく海の香りに
祈禱再見
あの日見た月の光に
花兒搖曳、轉眼之間
溶けてゆくアイスキャンディーに
在一片暗紅天空下
またいつか會えますように、と
電車疾馳而過

可曾經編造的謊言仍未消散
花が揺れた、瞬きの間に
今日亦然
茜色の踏切を
海浪編織旋律
赤い電車が過ぎてゆく
影子徑直拉長

行雲流過天際
あの日に吐いた噓は消えないけれど
放空心靈即好
今日も
漸遠而去海之芬芳

那夜月光
潮騒の紡ぐ唄も
溶化開來的冰棒
真っ直ぐに延びる影も
祈禱再見
飛んでゆく雲の行方も
夏風何之
分からなくなってしまえば
青鳥與共
過ぎてゆく海の香りに
あの日見た月の光に
溶けてゆくアイスキャンディーに
またいつか會えますように、と

夏風は何処へ行く
青い鳥と共に