unknown x unknown
もう一度聴かせて
忘れかけた足りない音
何かを探して迷子のまま
落ちる夜空に
どれほど離れていても今はこんなにも
近くに感じる噓のような香り
呟いた言葉が宙を舞いながら
僕を壊して行き場のない音が
微かな希望に沈んで消えて
君は誰で僕は誰で
何が真実(ほんとう)で噓なのか
視えないまま視せないまま
騙され欺きあうunknown
忘れたくてでももう思い出せないのは
不思議だね
最後の優しささえ噓だらけ
淺ましさに踴るunknown
もう一度聴かせて
心地の良い歪んだ音
奇跡を信じた最期の詩
響くどこかに
何かを置き去りにして獨りどこへ行く
今でも感じる噓のような痛み
囁いた言葉が夜に落ちながら
君を探して行き場のない音が
哀しい記憶を刻んで泣いて
君の夢も僕の夢も紙一重の
狂気だね
宵の闇に瞬く星
誰かを欺いてるunknown
君の噓は僕の噓に
哀しいくらい似てるね
どこにも辿り著けない旅路
迷い込んで踴るunknown
君の事も僕の事も何もかも
もうわからない
手を繋いだ想い出
現実と噓の泡沫unknown
君の噓も僕の噓も
今は同じ形だね
傷ついて傷つけても
きっと永遠にわかりあえないまま
永遠に踴るunknown