ヴィシュヌの涙
ヴィシュヌの涙
なぜ密(ひそ)やかに
胸(むね)の炎(ほのお)がはためくの
まだ一片(ひとかけ)の
真実(しんじつ)さえも知(し)らないで
信(しん)じるものを失くしたら
風(かぜ)が花(はな)を散(ち)らせる
今(いま)がどんな時(とき)でも
陽(ひ)はまた昇(おぼ)り星(ほし)が巡(めぐ)る
はるか丘(おか)の向(む)こうは
やさしい風(かぜ)が吹(ふ)いてる
Music^
なぜ哀(かな)しみを
瞳(ひとみ)に宿(やど)し見(み)つめるの
まだひとひらの
時(とき)を旅(たび)しただけなのに
愛(あい)することを忘(わす)れたら
土(つち)が花(はな)を枯(か)らせる
愛(あい)は至上(しじょう)のちから
それゆえもろい諸刃(もろば)の剣(けん)
だけど傷(きず)を負(お)っても
あきらめないで信(しん)じて
そっといたんだ胸(むね)は
この腕(うで)の中(なか) 包(つつ)みましょう
はるか幾千年(いくせんねん)の
涙(なみだ)のしずく注(そそ)いで
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