嫌いだなんて言わないで
請不要說討厭之類的話
纏う微熱濕った聲
纏繞的低燒潮濕的聲音
ちぎれなかった切符のように
同無法撕碎的車票一般
飛べない蝶が雨音で咲いた
飛不起來的蝴蝶在雨音中綻放
雪に溶けた蝸牛
於雪中消融的蝸牛
憂い裝う貴方のよう
像是假作憂鬱的你
悲しみだけ持ち合わせて
如今所持的僅有悲傷
嫌いだなんていわないで
請不要說討厭之類的話
白藍の香り頬を撫でた
白藍色的芳香拂過臉頰
飾れなかった花束をもって
手持不加裝飾的花束
あなたの足元影だけを結った
你的腳下唯有影子盤繞
ふいに想う晝下がり
不經意地想起那個過晌時分
色褪せぬ記憶と涙だけ
僅有永不褪色記憶與淚水
あの頃みたい待ち合わせて
我仍像是往昔時刻等待著你
ありふれた幸せを
將平平淡淡的幸福
奪って、そのまま息を呑んで
奪去、就那樣驚訝得屏息的你
どうしたいの
會怎麼做呢
どうしたいの?
你會怎麼做呢?
車窓、散るは青の花
將車窗邊、凋謝了的青之花
さらってそのままで誤魔化して
奪去就那樣搪塞過去
いかないで
請不要走
「いかないで。」
「請不要走。」
かさばり息せぬ心だけ
僅有一顆沉重得無法呼吸的心
老いていっては何になるの?
就那樣漸漸老去的話 會成為什麼呢?
潤みあふる瞳をのぞいて
窺進你濕潤的眼眸
あなたの燈火淑やかに消えた
你眼中的燈火於恬靜中消失了
空っぽだらけのラヴソング
滿是空洞的愛之歌
好きになれるまではあと百歩
距離更為喜愛僅剩百步
まちがいすら愛おしいさ
就連錯誤都令人憐愛
ありふれた幸せは
若是這平淡的幸福
葉って夕日も暮れないね
得以實現那麼就連夕陽也永不落幕
もうやめよう
我就此放棄
もうやめよう
已然別無所求
惑う、夢は黒のまま
茫然、夢境仍是漆黑一片
おどけてそれからも誤魔化して
開著玩笑就那樣隱瞞過去
探さないで
請別尋找
「さがさないで。」
「請別尋找。」