ベツレヘムの星へ
(原題:マッチ売りの少女)
(原題:賣火柴的小女孩)
冷たい雪の路地裸足で震えながら歩く
在冰冷的雪地上邊顫抖邊光著腳走著
ひらひら踴る粉雪楽しげに私の髪を白く染めてゆく
翩翩飛舞的細雪帶著喜悅將我的頭髮染銀
星みたいね
宛若星星一樣呢
かじかむ手でマッチ棒を擦れば
用凍僵的手將火柴擦燃的話
魔法のように豪奢なストーブに変わる
就像變魔法一樣出現了豪華的火爐
その火に魅入った
迷上了那溫暖的火
暖かな木漏れ日見上げた大木は
溫暖的光透過樹葉空隙照在身上
春風にそよいで煌めいた
抬頭一看大樹在春風中熠熠生輝
高い枝の上から誰かが呼んでいる?
在那高高的樹枝上好像有誰在叫我?
大丈夫だよ私は、幸せだよ
沒關係哦我現在很幸福
もみの木に輝く星が一つ、流れ落ちるごとに
奶奶說每有一顆星星從樅樹上掉下來
魂が一つ、神様のもとへと召し上げられるという
那麼就有一個靈魂要到上帝那去了
いつの間にか寒空の下で凍えながら
不知不覺已經在這冬天裡凍僵了
最後のマッチにゆっくり明かりを燈した……
緩緩地點燃最後的一根火柴...
暖かな木漏れ日見上げた大木の
溫暖的光透過樹葉空隙照在身上
頂きに瞬く星が、流れた
抬頭一看樹尖上瞬間落下一顆星星
高い枝のもっと上ベツレへムの星へ
向著樅樹頂端之上伯利恆之星
登ってあいで……
一起越飛越高...
貴女を愛す世界へ……
向著愛著你的世界. .....
靜かに目を閉じた冷たい身體から
靜靜地閉上雙眼從冰冷的身體中
少女(わたし)の魂が羽ばたいた
少女(我)的靈魂振翅高飛
祝福の光が天使たちの歌聲が迎えてくれる
祝福的聖光、天使們的歌聲歡迎著我
私は、幸せだよ
我現在非常幸福