白い空まだ眠る街
白色天空仍在睡夢中的街道
閑散とした改札抜けて
穿過冷清的檢票口
定位置は3両目2番ドア
固定位置是第3車廂的第2扇門
6時10分発特急電車
6點10分出發的特急電車
內側だけ禿げたローファー
只有內側磨損的皮鞋
左肩に背負った鞄に
背在左肩的背包
洗いすぎで薄くなった練習著
還有洗得褪色的訓練服
どれもみんな好きだった
全部都很喜歡
炎天下のグラウンドで
在炎炎烈日的操場上
幾度も流した涙
無數次留下的淚水
過ぎ行く日々、尊く短い夏
流逝的日子珍貴短暫的夏天
駆け抜けた
匆匆而過
ユニフォームまとった青い背中
穿著制服的藍色背影
浴びた光止まない歓聲
沐浴的光芒歡聲不止
記憶の景色の向こう側で
在記憶的景色的彼岸
あの日の君を眺めている
眺望著那天的你
窓辺の一番うしろの席
最後一排靠窗的座位
そこから見える海の街
從那裡看見的海邊街道
靜寂を割いてくローカル電車
劃破寂靜的地方電車
放課後を知らせるチャイム
告知放學時間的鈴聲
もう一度だけあの頃に
想再次回到那個時候
戻りたいと言った先輩
前輩這樣說著
わかるようでわからなかった
我似懂非懂
大切な青き日々
重要的藍色時光
置き去りにしたままの青い影は
置之不理的藍色身影
何も知らず明日を踏んだ
一無所知的向明天走去
ほんのちょっとだけ悔しかった
只是有一點點不甘心
あまりに馬鹿で一途だった
太笨太死心眼了
あの時君が知りたかったこと
那時你想知道的事
今やっとわかったくらいだから
如今我總算明白了
後悔などしなくていい
所以不需要後悔
今の僕は君のおかげ
多虧了你才有如今的我
この季節が來ると思い出す
到了這個季節就會想起
6時10分発特急電車
6點10分出發的特急電車
自然に覚えた路線図なぞり
描繪著自然記住的路線圖
繰り返し聴いた流行りの曲
曾反复地聽的流行歌
僕はまた(30度越え真夏日の舞台)
我們會再次(30度以上盛夏日的舞台)
この場所に還るだろう(入道雲蟬の聲)
回歸此處吧(積雨雲蟬叫聲)
置いてきたままの(記憶の景色の向こう側で)
與仍然留在這裡的(在記憶的景色的彼岸)
君に會いに、會いに(あの日の君を眺めている)
你相會、相會(眺望著那天的你)