夢を見ていたよ
夢中見到了喲
懐かしい聲だった
那令人懷念的聲音
閉じた瞳今日も眠るよ
緊閉的瞳孔今日依舊沉眠
目覚めの溫もり忘れて
將那萌動的溫存盡數遺忘
白銀に染まった
白銀般所被通染的
寂しげな世界
空餘寂寞的世界
窓の向こう映った私
窗中另一側所映出的我
風のようにふわり消えた
如同風一般輕輕飄逝
しんしんと降り積もる雪
寂靜之中降下的積雪
私の心染め上げ
將我的心遍染無遺
誰も居ない景色の奧へと
在那無人的景色深處
足跡だけを殘していく
僅僅殘留下的只有那足跡
最後に聞こえた
最後所聽到的
別れの言葉は
只有離別的話語
生きた証消えてく私
生存的證明自我的消亡
全て切り取ってゆくだろう
也會被一併剝奪的吧
凍えそうな冬の朝に
在這即將凍結的冬朝之中
一人この目を閉ざした
獨自一人將這雙眼睛封閉
かじかんだ指をそっと握り
輕輕握住這疲憊的手指
赤い花空へ舞い上がる
看這赤紅之花飛舞於空寂
雪原に立つ陽炎は
雪原上所佇立的虛影
私を見つめる私
那是我所見的我自己
その名前を一人呼んでみる
還有一人在試著呼喚那個名字
サヨナラ優しい人たちよ
再見了溫柔的人們啊
二度と聞かない
無法再次聽起
扉の向こうへと意識は消える
門扉的另一側意識已毫無所存
音が全て消える
聲音一切都不再存在
眠たそうなあなたの聲
深眠著的你的聲音
聞こえたような気がして
逐漸在思緒中浮現
自ら手放した筈なのに
明明是自己拋棄了一切
心に虛ろな火が燈る
心中卻燃起空虛的火焰
しんしんと降り積もる雪
靜靜降下的冰冷的雪
何もかも白く染める
白色將萬物全部吞噬
誰も居ない景色の奧へと
在那無人的景色深處