惜春(せきしゅん)通り
突然に肩を抱く
彼の寒い指が
わたしを包む
稲妻のひかる夕空に
暗い雲が流れてる
惜春通りでは
花屋のスミレも濡れて
惜春通りでは
わかれに酔うひとよ
忘れないで友よ
どこにいても優しい愛を
日溜りを歩いた
學生達の街角
ごきげんよう
突然に雨は晴れ
樹々の緑萌えて
暖かくなる
そよ風のひかる夕空に
白い雲が流れてる
惜春通りでは
制服脫ぐ日も近く
惜春通りでは
わかれに酔うひとよ
手紙書くと泣いた
彼の澄んだ瞳を胸に
日溜りを歩こう
青春達の街角
ごきげんよう
忘れないで友よ
どこにいても優しい愛を
日溜りを歩いた
學生達の街角
ごきげんよう