夜と朝のはざま
どれくらいの痛み止め飲めば
安らかな眠りにつけるんだろう
広すぎる部屋は冷たくて
途切れた言葉が宙に浮かぶ
何度もちぎっては投げた
約束のクズが転がってる
重ねた二人の指先が
離れる時を待ち靜かに月が霞む
繋いだ手を離せぬ夜と朝のはざまには
痛いくらいの言葉を隠してる
明けゆく空の色を背に瞼の裏側に焼き付いた
どこにも居ないはずの君と
帰れぬ日々が今永遠に突き刺さる
繋いだ手を離せぬ夜と朝のはざまには
見えぬ影さえ今は動き出しコタエ告げる
全てを消し去る光がこぼれる
繋いだ手を離せぬ夜と朝のはざまには
痛いくらいの言葉を隠してる
隠してる