虛しく移りゆく季節の中で
また作り笑いがうまくなった
流されて変わってく僕は君の
瞳にどう映るんだろう
やさしいだけじゃ不安なのって泣いてた
君の気持ちわからなかったけど
大切にするだけが
愛じゃないって
今では少し気づいたよ
ケンカのあとでいつも
短いキスをする
涙目の君が愛しかった
そんなふうに
かけがえないものを
人は一生でどれだけ
手にするんだろう?
君は僕で
僕は君で
それだけで
満たされてた
君がほら
笑うだけで
どんな苦しさも
癒された気がしたんだ
ガムシャラなほど空回りもするけど
もう自分に負けたくはないよ
君との夢をそうたやすくあきらめた
あの時の僕のように
きゅうくつなベッドで
僕の胸に手をのせて
眠ってる君が
愛しかった
そんなふうに
大切なものを
人は一生でどれだけ
失うんだろう?
君は僕で僕は君で
それだけで満たされてた
君がほら笑うだけで
どんな苦しさも
癒されたね
君は君で
僕は僕で
それぞれに歩き出す
悲しいのは君を失うことじゃなく
あんなにももう誰も
愛せないこと
君も僕と同じように
どうか苦しんでいてほしい
あの頃より幸せに笑わないで
そんな願いを
どうかゆるしてゆるして
君は僕で
僕は君で
それだけで満たされてた
君がほら
笑うだけで
どんな苦しさも癒されたね
君は君で
僕じゃない
気づかずに
求めすぎた
きっと二人は
消せない不安抱え
孤獨を重ね合って生きてたんだね...