歩きスマホの道はローマに通ず
有罪!歩スマホ防止法を
有罪!走路玩手機預防法法
軽々に破った罪はかなり重いぞ
稍微觸犯罪行也相當重
被告を亀に変身させて流刑とする
把被告變成烏龜放逐
帰る條件は『學』こと
回來的條件是學習
見知らぬ海辺でむせび泣いてると
在一個陌生的海邊哭的時候
王様に拾われて安泰を得たが
被國王撿到的我鬆了口氣
彼は民眾にひん剝かれ國を追われた
他被民眾扒光從國內放逐了
ここは古代ローマ共和政の始まり
這就是古代羅馬共和製度的開始
でも実態
但是實際上
権力は貴族(元老院)が獨占
權力被貴族(元老院)獨占
平民の立場は老いたパッタ以下
平民的地位比蝗蟲還低
貴族の餌は美味しいが
貴族給我的食物很美味
平民は泥しかくれず
平民只能餵我吃泥巴
格差を抱えたまま拡大戦爭へ
差距逐漸擴大爆發了戰爭
その間農地は荒れ無産市民が増加
這期間農地荒廢無產市民開始增加
セレブ(地主)は代わりに
名流(地主)就用
奴を使って大儲け
奴隸賺了大錢
貴族のはもはや金
貴族給我的食物是錢
平民は私の刺身を狙う
平民想把我宰了做刺身
族派のスラvs平民派のマリウス
閥族派的蘇拉VS平民派的馬略
スバルタクスの反亂內亂の時代
斯巴達克斯的叛亂內亂的時代
甲羅を盾にされ戦地へ
龜殼被當盾牌帶上戰場
歩き私やめて!誰か助けて
我再也不走路玩手機了!誰來救救我
カエサル!ポンペイウス!クラッスス!
凱撒!龐培!克拉蘇!
平民派が治め三頭政治を開始
平民派主導的三頭政治開始了
これなら一安心?
這樣可以安心了嗎
いいかい、良い子のみんな
都是好孩子的大家
歩きスマホすると(必ず)こうなるよ
走路千萬別玩手機哦
クラッススはお年玉のようにすぐに消え
克拉蘇像壓歲錢一樣很快就沒了
ポンペイウスは
龐培
まさかの元老院に寢返り
聽從元老院和凱撒決裂
彼を倒したカエサルも
把他打敗的凱撒
ブルートゥスが暗殺
被布魯提斯暗殺
甲羅にできた傷(ロのヨダし)
龜殼受的傷
治る日は來ない
治好的日子可能不會來了
アントニウス、レピドゥス、オクタクアヌスの
安東尼!雷比達!屋大維!
二度目の三頭政治が
第二次三頭同盟
じとっと始まる
悄悄的開始了
レピドゥスはお年玉のように
雷比達也像壓歲錢一樣
すぐに消えたので殘った二人の対立
很快也沒了剩下的兩人的對立
再放送かよ
再放送
カサルの遺志を継
繼承了凱撒的遺志
養子・オクタウィアヌスは
身為養子的屋大維
クレオバトラと組んだ
和佩特拉一起
アントニウスと対立
同安東尼對立
アクティウムの海戦で亀は
在亞克興的海戰裡變烏龜的我
養子の勝利に貢獻
對養子的勝利也有貢獻
彼は元老院の権威をも
它擁有元老院的權威
尊重した元首政を敷く
建立受人尊重的元首製度
カエサルとは違う結末
和凱撒的結局不同
人はこうして成長した
人就是這樣成長的
遇去から『學』ことで
不斷從過去學習
亀でもいいけどねもう別になんせ平和
做烏龜也挺好反正也和平了
五帝のおかげでバクス=ロマーナ
多虧了五賢帝羅馬盛世
水道・浴場も完備なんて快適
下水道和浴場也建設的很完備爽死了
生まれつき亀だったかも
可能是身為烏龜的緣故吧
それでもローマは広くなりすぎた
但是羅馬過度的擴大
カラカラが屬州市民の権利を拡大
儘管卡拉卡拉擴大了各地的市民權利
しかし各地で軍人皇帝が亂立
但是各地還是軍人皇帝起義
人は爭いを繰り返す
人們又開始了互相爭鬥
ディオクレティアヌスは
狄奧克萊斯
神を名乗って
借助神的名義
コンスタンティヌスは
君士坦丁
キリスト教を認め
認同了基督教
統一を狙うもかえって爭いに
為了能夠爭取統一
テオドウスは死の淵で
狄奧多西在死亡的深淵前
苦しみを打ち明けた
痛苦的傾訴著
「誰もが幸せになる方法が
能夠讓所有人都幸福的方法
手を取り合う道がどうしても
將其掌握到手中的道路
見つからない甲羅を持たない人は
我最終還是沒有能夠找到沒有龜殼的人啊
背中を預ける誰かが要るのに」
肯定會有人繼承
「次こそ見つけてくれますように」
為了能夠下一次看到這個理想實現
その願いが葉うことは
這個願望
ついになかった
最終還是沒有實現
ローマは東西に分かれ消滅する
羅馬帝國分成了東西兩半從此消失了
私はやっと理解した
我終於理解了
世界は過去の人々が
過去世界的人們
傷つけ合って認め合って
互相傷害互相接受
失敗を重ねて作ったこと
經歷無數次失敗
それは今でも道半ばにあること
直到今天也只是在歷史的道路中
「學んだ」私はもとの時代へ
學到這些的我回到了原來的世界
世界が少し違って見えるのは
感覺世界看起來有些不一樣了
多分私が変わったからだ
大概是我自己有了改變吧