Euthanasia
靜寂に落ちた雫は
波紋を描き消えた
感傷の小波(さざなみ)に抱かれ
私は目を閉じた
甘くて苦い毒薬を
そっと飲み幹して
永久の眠りへ
落ちて逝く落ちて逝く
一つの終わり儚くて優しい
Euthanasia
綻びた時間の中で
繋いだ指も離れ
感傷の殘骸はやがて
土へと還るでしょう
自由という名の孤獨へ
そっと放たれて
永久の眠りへ
落ちて逝く落ちて逝く
一つの終わり何よりも殘酷な
Euthanasia
深い闇から私を連れだした
その手をずっと離せずにいた
それはきっと許されぬ罪
鳴り止まないLa folia
永久の眠りへ
落ちて逝く落ちて逝く
一つの終わり儚くて優しい
Euthanasia