君という花
空から落ちてくる名も無き花
この手を伸ばしたら屆くのかな
ココロ揺れて涙いつか消えて咲き誇る
何度も何度も戀して散り往く
振り向く先あどけない笑顔
後ろ姿遠く淡く想(いろ)を纏わせて
可憐に舞う度ココロが踴った
そんな風に季節は巡るよ
空へと浮かぶのは夢幻
いつかはこの幻想(けしき)終わるのかな
そっと觸れてナミダ
側にあると気付かずに
幾度も幾度も巡れど葉わず
夢見た先儚く愛しき…
未だ想(こえ)は遠く
この身包み込んでゆく
優しさ愛しさ全てに戀して
名もなき花凜と揺れていた