雨中に綿毛

若葉が薫る春の隨に
新枝散發香氣春日隨性
小さな街は風が走る
玲瓏街道上風在奔跑
揺らぐ木陰に置いてきた記憶
那置於忽閃樹蔭下的記憶
僕はあの匂いを忘れたのかな
我是否已忘了它的氣味
ゆっくり時は流れ
時間緩緩流逝
変わらぬその笑顔
那笑臉未變
木々たちは枯れて行く
樹木逐漸乾枯
一輪の花を
就將一朵鮮花
メロディーに添えて
加入旋律之中
何時までも奏でるよ
隨時都要演奏
あの日受けていた愛を
演奏那天收到的愛

山腳枯葉堆積
枯葉が積もる山の麓に
映出昔日痕跡苔蘚就要覆蓋
映る面影苔が覆う
記憶為已褪色的照片增色
褪せた寫真に色付ける記憶
我想要傳遞這份風景
僕はこの景色を伝えたいんだ
若我怯懦哭泣你就從旁支持
弱気で泣けば背中を押し
在石頭上跌倒你就給我鼓勵
石に転べば勵ましてくれた
破皮的膝蓋上已沾染語言
擦り剝いた膝に沁みた言葉
那句「沒事兒的」 無論何時
「大丈夫」っていつだって
都是我的伙伴
僕の味方だったね
一朵鮮花

對著另一朵花
一輪の花は
傳達生命
一輪の花へ
那天收到的愛
生命を伝えるよ
那悠遠鮮花
あの日受けていた愛を
越過那流淌獻血
悠久の花は
把那溫存訴說
流るる血越えて
訴說那天收到的愛
溫もりを伝えるよ
訴說某天收到的愛
あの日受けていた愛を
いつか受けていた愛を