あだゆめ
部屋の中じっとうずくまって
暗やみに目を凝らしていると
都內の部屋で誰かが
ほら君をのぞいている
部屋の中テレビもつけずに
真夜中に耳をすませていると
どこかでまた誰かが
君を裏切ろうとしている
君のユメまでいつのまにか
食べ盡くそうとしている
[01:08.17]ぼくらはどんなふうに
[01:11.73]明日を探せばいい?
[01:15.78]いつもうつむいてばかりじゃ
[01:20.41]もういられないし
[01:23.28]君の部屋にどんな
[01:26.78]燈りをともせばいい?
[01:30.65]自分の足元さえもおぼつかないくせに...
[01:38.43]
地下鉄の人であふれるホーム
すぐ後ろ気配を感じると
知らない誰かが君の後をずっとついてきてる
長い警笛がいつまでも耳に殘っている
ぼくらはどんなふうに
ユメを見ればいい?
いつもためらってばかりじゃ
もういられないし
誰かじゃなくてぼくが
君にできること
不貞腐れた毎日じゃ
見つからないけど...
夜と朝とが入れかわる一瞬にだけ
ぼくらにフシギな力がやどるという...必ず...
[03:04.80]
終わり