Aristocrat's Symphony
本能が求める心臓の甘美な聲
飢えた私は牙を隠し
その獲物に微笑みかけた
さぁ綺麗な血で染めてあげる
この世界を理性的な官能へと
白い扉を開いて
白亜の壁の中流れてゆく薔薇を求める
未だ私の契約に躊躇する愚かな物よ
さぁ綺麗な血で染めてあげる
この世界を理性的な官能へと
白い肌を切り裂いて
気高き薔薇色のシンフォニー
優雅に舞う哀しみの指揮棒(タクト)で
運命は闇のラプソディー
この背中に腕を回して
僅かな記憶の中で彼らが奏でる
綺麗なドレスを纏った舞踏會
貴族達は歌い踴る
その血の意味も知らず
気高き薔薇色のシンフォニー
優雅に舞う哀しみの指揮棒(タクト)で
運命は闇のラプソディー
この背中に腕を回して
僅かな記憶の中で奏でゆくラプソディー
さぁ綺麗な血で染めてあげる今全てを
薔薇の世界へ染め上げてあげる