Seductive Summer
空は高く澄んでたあの頃のように
緋色のシャツを捲り上げる
潮風に身を任せ宙を舞いたい
「久しぶり」なんて憧れた戀が映畫のように
灼けた素肌にはシュロの葉の影が揺れて
忘れかけていた胸の傷跡を
軽くすっと撫でるような目で
弄ぶように微笑んだ誘惑の夏
波の音が消えてく遠ざかる海へ
さよなら何も言えないまま
トキメキと思い出は通り過ぎてく
夕陽を背中に懐かしい戀が魔法のように
リズムに合わせたグラスの泡まで踴る
悩ましく歩くその腳線美に
息も出來ずに身悶える
かなりハードなKISSよりも刺激が強くて
あの日捧げたかった手に入れられなかった
winning shot夢に...
今でもまだ何度も繰り返し響く聲は
beautiful down the line...
髪型が少し変わってたけれど美しくて
左手の指に銀色のリング光る
「大人になったら教えてあげるよ」
いつまでもずっと覚えてた
そんな約束さえ今は色褪せたけど
...あの夏の戀...