道標
語り盡くせない夢を語りあった
強がりだけの心を支えあった
數えきれない夜明けを重ねあった
不器用すぎる優しさ分かちあった
瞳を閉じればそこに18の二人がいる
思い出も青い空も色褪せはしないから
愛し續けてた微笑みをたどれば
卒業寫真の君が笑っている
傷付けあって別れた夜もあった
宛先のない明日を誓いあった
つないだ指の隙間を時だけが流れ過ぎた
さよならも言えないまま逢えなくなったけれど
步き續けてた青春の舖道を
振り向けばいつも君が鄰にいる
匿名希望の街で今日も僕は生きてゆく
ひとつになった心は無口になったけれど
走り續けてた傷付き污れても
がむしゃらな僕の選んだ道だから
愛し續けてた微笑みをたどれば
卒業寫真の君が笑っている