distance
透明な空靜かな風が二人包む
ほどけた髪をくすぐり
季節は過ぎてゆくの
伝えられない想い募るほどに
涙涸らした
幼い日々の安らぎ
消えゆく星のように
戸惑いながら歩いてきた道
いつだって上手くいくはずないけど
だから今は気がつかないで
いつか私が伝えるのだから
觸れた指に今込めた願い
ほら貴方が微笑んでくれる
憂鬱な景色も全て塗り替えて
ずっと側で生きてゆける
すれ違う街翳る溫もり
夢は醒めずに
羽ばたく鳥たち見つめ
そっと語りかけた
出會いと別れ繰り返したのは
弱かったから
不器用に眠たいふりして
ごまかしてみるの
陽か沈むようにヒトの心は
揺れる狹間で傷つけ合うけれど
確かな気持ち胸に抱いて
いつか葉うと信じて
交わした手に今溶けてゆく記憶
遠い場所でも見つけられる
扉を開けたら続く未來への道
ずっと二人辿ってゆける
降り注ぐ雨に走り出した
悲しむことなんてないんだ
寂しがりな私貴方が支えてくれた
觸れた指に今込めた願い
ほら貴方が微笑んでくれる
憂鬱な景色も全て塗り替えて
ずっと側で生きてゆくわ
交わした手に今溶けてゆく記憶
遠い場所でも見つけられる
扉を開けたら続く未來への道
ずっと二人辿ってゆくの
おわり