Eternal Story
出會いとともに始まって終わることを忘れた物語
君もいつかたどりつける光あふれる約束の場所へ
ひとり口ずさむ古い歌は風に溶けて
遠く落ちる影の伸びる先見つめていた
そっと差し出すその指先に觸れるものは
やがて暖かな色をまとい夢を描き出す
いつか誰もが分かちあう喜びを知り
重なりあうその願いは遙かな空へ翔ぶ
果てなく続く階を駆けのぼるかすかな足音が
眼を閉じれば聴こえてくる忘れかけてた歌のように
旅立つ日には微笑んであなたへと手渡す物語
おそれないで顔をあげてふたり交わした約束の場所へ
ひとり立ち止まり夜の風に吹かれながら
いつか會える日の言葉ばかり探していた
遠く明けてゆく空にひとつ淡い光
君のおもかげを重ねながらやがて歩き出す
いつか誰もが守るべきものを見つけて
輝きだすその強さは渦巻く波を裂く
同じ未來を信じあうかけがえのない人の瞳を
胸に刻み駆けてゆこう闇を貫く風のように
まだ見ぬ地へと帆を掲げ君の手に屆ける物語
おそれないで両手ひろげ永遠に消えない約束の場所へ
いつかあなたがすべてを捧げた想いは
いつもきっと色あせずに誰かを照らしてる
出會いとともに始まって終わることを忘れた物語
君もいつか見つけるだろうめぐりあう人の瞳に
決して失うことのない胸に秘めた想いをあつめて
風に託そう空に放とう光あふれる約束の場所へ