海はセメント
もうわずかだ與えられた殘り時間は
已經沒有多少剩餘的時間了
いつもより殊更にいつもどおりでいるのさ
如日常一般街道的風景沒有什麼變化
森のようで都市のようでそれは滲んだ広告
如森林一般如都市一般漸漸滲透著的廣告
靄を見下ろして口を潤して興奮が沈まるまで
霧靄在天空往下看著濕潤的嘴唇直到沉溺在興奮
さよなら水に浮かべたトルソ平気でいよう
再見在水面漂浮的托兒索放寬心態
カーテンの向こう青く瞬く新宿
窗簾的反方向群青而瞬閃的新宿
さよなら水を憂かべたトルソ平気でいよう
再見在水里憂鬱的托兒索放寬心態
無闇やたらとあいさずにいてねこの不確かさを
在暗中里漂浮而相愛著即使是這樣不確定
石油ストーブの懐かしい匂いがしている
存在著剎車油的令人懷念的氣味
災いがなんとなくやって來て去るのを
災難來來去去但卻從來沒有降臨
翼ふるわせクククと笑うサモトラケのニケ
雙翼漂浮著嘲笑者的薩摩多浪的肉
そこに座って霞の先へ弓を引いたままやれやれ
存在於天際線的朝霞如同被弓射上去的一樣
さよなら水に浮かべたトルソ平気でいよう
再見在水面漂浮的托兒索放寬心態
カーテンの向こう青く瞬く新宿
窗簾的反方向群青而瞬閃的新宿
さよなら水を憂かべたトルソ平気でいよう
再見在水里憂鬱的托兒索放寬心態
無闇やたらとあいさずにいてね今という時間を
在暗中里漂浮而相愛著即使是這樣不確定
醒めてはじめてそれがまぼろしと知るのさ
睜開雙眼如同第一次凝視這個世界
ああこれが去年ならもうとっくに取り亂してた
啊啊如果這是去年該有多混亂啊
さよなら水に浮かべたトルソ
再見在水面上漂浮的托兒索
海は今日も明日もセメントの色
大海今天也好明天也好都是混凝土的顏色
耳に手をあてて
耳朵被手堵住了
雨を澄ませ
雨如此澄澈
靜けさに満ちた
寂靜佈滿了四周
この世界で
這個世界啊
耳に手をあてて
]耳朵被手堵住了
雨を澄ませ
雨如此澄澈
靜けさに満ちたこの世界で
寂靜落滿了這個世界