祈り
作曲:江畑兵衛
作詞:江畑兵衛
流れていくそのままに
渦巻く世界の濁りに呑まれていく
人は誰も優しくて
心には正義を持つと信じている
あぁ...
また誰かのズルさに噛み付き
溢れた果汁の苦味で悶えたりして
無駄を絵に描いているんだ
遠くの何処かへと
逃げ出せるものならそうしたい
擦り切れたジーンズに僕を引きずって
選ばれたものだけが笑うための
そのシステムの底に立って
僕らどんな顔でまた明日を迎えるんだろう
いつだって自分だけ助かりますように
そう手を合わせ唱えている
もうなんて幸せなプレイなんだ
oh, God bless you
丸め込まれたままで
あぐらをかいたこの國を愛して行くなんてさ
気が違っちゃいそうだ
ウィットさえ履き違えた老いぼれのシワに
我が子と儚い願いを託せるのでしょうか
虛しい現実に目を伏せ
空に何を見て行こう
閉ざされた闇に怯えながらも
その地べたに住み慣れちゃって
僕らどんな顔でまた明日を迎えるんだろう
情報の網を隠れ蓑みたいにして
また誰かにケチをつけ笑えば
今夜も上手く眠れそうだ
オシアワセニ
傷付いていない人などいない
みんな痛みを抱いて祈ってる
選ばれた者だけ笑わせて
それ以外には目もくれていないんだ
いつになったら僕らはそう気付くんだろう
そして求めた光を浴びるために
手腳捕らわれ踏みつけられる
もうなんて幸せなプレイなんだ
よだれ垂らしてまた明日を探している
oh, God bless you