Rain (feat. 初音ミク)
誰もいない教室で一人窓を開けた
頬杖をつきながら見える景色はまだ
風にまぎれていて
今日も君は見えない
雨の中ぽつりこぼれ落ちた
ささいなことが気になって
不安に押しつぶされる心
「きっと明日は晴れになるから」
なんてビニール傘をさして歩いた
蕾が花咲かせるときには君に會いたい
七色の道歩くため靴紐を結び直して
くるくる傘を回した
止まることが怖くて歩いたそんな昨日
「大丈夫」 そう自分に言い聞かせ
今日は君を見上げてみた
あーちっぽけなことにからまって
身動きとれない日々が続く
水たまりに映りこんでる
すくませた蕾に今さようなら
蕾が花咲かせるときには君に會いたい
曇天に手を伸ばすよう
少し背伸びしてもがいた
涙を雨に溶かして
明日ビニール傘を必要としないように
自分の等身で描くキャンパスに色を加えて
鮮やかな光を添え
さあ蕾が花咲かすとき君を見つめて
虹色に輝く君はまぶしくて目が眩むけど
これが僕の道だから