烏と兎
翡翠染まる木々とただ二人紡ぐ言葉
層染翠綠的樹林中只有兩人編織的言詞
袖の時雨と混じり溶ける日々に
時時濡濕衣袖的陣雨中摻雜溶化的時光
折鶴一つ
僅存紙鶴一隻
今交わす視線二つまだ殘る胸の音
此刻相交視線兩縷猶自殘留內心之音
ぽつりぽつり雫、調べ零れるのは誰の所為?
滴答滴答水滴的、音調 這般灑落是為何人?
突き刺さる胸の痛みに安らいだ私は
於紮入內心的疼痛中倍感安寧的我是
戀に溺れて身を裂く渦中の兎で
沈溺於愛戀身體被撕裂的漩渦中的白兔
嗚呼、消えてしまう前に
啊啊、在我此身消弭殆盡前
どうかどうか、貴方は微笑んで
還請還請、你露出微笑吧
「硝子細工は壊れてしまうからこそ美しい?」
「玻璃工藝品正因其損毀方顯美麗?」
編んだ白詰草の花言葉
編織起的三葉草的花語
枯れた一片まで
化作枯萎的一枚
拭う指の溫度衣擦れの囁きも
拭過彼此的手指溫度衣袂磨擦傳出的細語
浮かび沈む水面の舟乗せた願い屆かずに
浮浮沈沈水面的船隻承載的祈願未能傳達
身を焦がす熱情の火に灰と化す貴方は
於焦心的熱情之火中化作塵埃的你是
泡沫の常を呪う火中の烏で
咀咒著夢幻泡影般日常的烈火中的烏鴉
嗚呼、消えてしまうけれど
啊啊、雖然我就要完全消失
「どうかどうか、貴方は...」
「還請還請、你…」
唯一つの想い葉わずに終わる二人
唯一心願未能實現便走向終結的兩人
朧げな夢を見てた烏と兎ね
如同做著朦朧夢境的烏鴉與白兔一般
「さよなら」
「再見了」
全て消えるけれど
縱然一切都將消失
きっときっと、二人は此処に居た
定然定然、我們兩人曾存於此
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