2006 のび太の恐竜2006『ボクノート』
耳を澄ますと微かに闻こえる
侧耳倾听 细微的雨声
思いを缀ろうとここに座って言葉探している
我坐在这里 整理着思绪斟酌着词语
かなえて書いてつまずいて消したら元通り
思考 写下 踌躇 擦去 又回到原点
12时间経って并べたもんは紙クズだった
12个小时过去却只剩下一堆纸屑
君に伝えたくて 巧くはいかなくて
想要告诉你 却说不出口
募り積もる感情は膨れてゆくだけ
思绪堆积 逐渐膨胀
吐き出すこともできずに
却无法吐露分毫
今僕の中にある言葉のカケラ
此刻我体内的言语碎片
喉の奥、鋭く尖って突き刺さる
如鲠在喉 尖锐地将我刺痛
キレイじゃなくたって 少しずつだっていいんだ
不需要多么华丽的辞藻 一点点慢慢来就好
この痛みをただ形にするんだ
将这份痛楚化为实体
何をしても続かない子供の頃の僕は
小时候的我 做什么都是三分热情
「これぞってモノ」って聞かれても答えに困っていた
每次被问到这是什么 我总是回答不出
そんな仆にでも与えられたものがあると言うんなら
如果说对这样的我 上天都赋予才能的话
迷い立ち止まった自分自身も信じていたいな
那就是即便迷失方向 也要相信自己吧
僕がいるこの場所は少し窮屈だけど
虽然我所处的地方有些狭小
愛に満ちた表情でぬくもり溢れて
但却充满爱意 充满温馨
そして君の声がする
而且 还能听见你的声音
足元に投げ舎てたあがいた跡も
不管是磨蹭在脚下的足迹
もがいている自分も全部僕だから
还是不断挣扎的自己 全都属于我
抱えている想いをひたすらに叫ぶんだ
将深藏心底的情感大声呐喊
その声の先に君がいるんだ
声音去往有你在的地方
耳を澄ますと確かに聞こえる僕の音
侧耳倾听 我的声音
空は泣き止んで雲が切れていく
天空不再哭泣 乌云不见踪影
今僕が紡いでいく言葉のカケラ
此刻言语碎片 被我编织
一つずつ折り重なって詩(うた)になる
一片片重叠 化为诗歌
キレイじゃなくたって 少しずつだっていいんだ
不需要多么华丽的辞藻 一点点慢慢来就好
光が差し込む
阳光洒落
この声が枯れるまで歌い続けて
不停歌唱 直至声音嘶哑
君に降る悲しみなんか晴らせればいい
降临于你的悲伤 由我来抚平
ありのままの僕を君に届けたいんだ
想要让你看到 最真实的自我
探していたものは、目の前にあった
一直追寻的东西 原来就在眼前