ランニングハイ (虹 Tour 2016.11.7 FUKUI)
甲「理論武裝で攻め勝ったと思うなバカタレ!」
乙「分かってる仕方ないだろう他に打つ手立て無くて」
甲「威勢がいいわりにちっとも前に進めてないぜっ」
乙「黙ってろ!この荷物の重さ知らないくせして」
向こう側にいる內面とドッチボール
威嚇して逃げ回り受け止めて弾き返す
「もう疲れた誰か助けてよ! 」
そんな合図出したって
誰も観ていないましてタイムを告げる笛は鳴らねぇ
なら息絶えるまで駆けてみよう恥をまき散らして
胸に纏う玉蟲色の衣裝をはためかせていこう
苛々して仕方ない日は
疲れた體を
都合のいい戀にあずけて
終われば寢た振りして
あれっ俺ッ何してんだろう?
忘れた分からねぇ
太陽が照りつけるとやけに後ろめたくて
前倣え右へ倣えの慾望
気付けば要らんもんばかりまだ間に合うかなクーリングオフ
亡霊が出るというお屋敷を
キャタピラが踏みつぶして
來春ごろにマンションに変わると代理人が告げる
また僕を育ててくれた景色が呆気なく金になった
少しだけ感傷に浸った後「まぁそれもそうだなぁ」
時代とか社會とか
無理にでも敵に仕立てないと
味方を探せない愉快に暮らせないよ
仕組んだのは他の誰でもない
俺だって自首したって
誰も聞いてないまして罪が軽くなんかならねぇ
なら息絶えるまで駆けてみよう恥をまき散らして
退きどきだと言うなかれ素人!まだ走れるんだ
息絶えるまで駆けてみよう恥をまき散らして
胸に纏う玉蟲色の衣裝を見せびらかしていこう